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2025.10.17 UPDATE

外国人留学生が増加する今、コミックコーナーが空室対策のカギに!

近年、日本における外国人留学生数は急増しています。2024年時点では33万6,708人に達し、前年比20.6%増という大幅な伸びを記録しました。アフターコロナで入国制限が緩和され、世界中から再び日本への留学希望者が集まっているのです。

これまでの留学生は比較的家賃の安い、築年数の古い物件や駅から離れたアパートを選ぶ傾向がありました。しかし最近では、家賃10万円以上の物件を選択する層も増加。日本での生活をより快適に送りたいというニーズの高まりにより、高価格帯物件への潜在需要が拡がっています。

一方で、外国人入居者との間で起こるトラブルの多くは、文化や習慣の違いによる“認識のギャップ”が原因です。記事では、オーナー側がルールを明文化し、入居前に丁寧な説明や動画での案内を行うことで、トラブルを防げると指摘しています。単なる賃貸契約ではなく、「文化を共有する姿勢」が信頼につながる時代です。

そこで注目されるのが、コミックコーナーの設置です。日本の漫画文化は世界中で人気が高く、留学生にとっては言語学習や文化理解のきっかけになります。
学習の合間にリラックスできる空間としても喜ばれ、共用スペースに導入すれば「日本らしさ」や「楽しさ」を感じられる付加価値に。さらに、国際交流や会話の場を自然に生み出す効果も期待できます。

外国人留学生を“敬遠せず、受け入れる”ことは、今後の空室対策の有効な一策です。
「暮らし×文化体験」を融合したコミックコーナーこそ、新しい時代の賃貸経営にふさわしい選択肢ではないでしょうか。

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